副作用調査【オキナ マウスウオッシュ ロングスピン ROSE】成分の毒性を調べました。

こんにちは

ニオイの対策室 森ネズミです。

今回ピックアップした商品はコチラ

オキナ マウスウォッシュ ロングスピン ROSE

以前紹介したオキナ製マウスウォッシュの薬用成分が配合されたタイプです。

成分は以下のようになっております。

溶剤・・・エタノール

湿潤材・・・濃グリセリン

可溶化剤・・・POE硬化ヒマシ油

着香剤・・・香料

薬用成分・・・塩化セチルピリジニウム

矯味剤・・・マルチトール

防腐剤・・・パラベン

保湿剤・・・ヒアルロン酸Na-2

着色料・・・赤2

結論から先に申し上げますと

薬用成分である塩化セチルピリジニウムと香料に関しての副作用がわかりませんでした。

さらに着色料の赤2は発がん性が確認されており、継続的に大量摂取すると危険です。

もちろん、マウスウォッシュとして通常使用では摂取量はごく僅かなので問題ないと思われます。

 

オキナ マウスウォッシュ ロングスピンROSEの副作用

エタノール

エタノールは各成分を溶かしこむ性質を持っていて、水溶性成分及び油溶性成分の両方を抽出できるので様々な用途で使用されています。

基本的に我々が普段飲んでいるお酒の成分と同じなので、アルコールに過敏な方は注意しましょう。

また、使用後の自動車の運転に関して、飲酒運転になるのではないかという疑問がありますが、

これに関しては検証されているサイト様がありますので、詳しくはそちらを参考にしていただけたらと思います。

結論としてほぼ問題なしということなのですが、不安な方はアルコールが含まれていない製品を選びましょう。

 

濃グリセリン

濃グリセリンは通常のグリセリンよりも濃度の高いグリセリンです。

軟膏などの皮膚に直接使用するイメージがある成分ですが、食品添加物にも指定されています。

本製品では湿潤材として配合されています。

ちなみに皮膚への影響ですが、Cosmetic Ingredient Reviewの安全性試験データによると皮膚刺激性及びアレルギー性ともに非常に安全性の高いことが証明されています。

それでは食品添加物としての安全性ですが、内閣府食品安全員会のHPを引用させていただきます

(1)グリセロールは低い急性毒性を有する。(中略)グリセロールは、遺伝毒性に関する懸念を引き起こさず、また、発がん性に関する懸念もなかった。(中略)利用可能な動物試験において、グリセロールの有害影響は確認されなかった。

食品安全委員会HPより引用

グリセロールとはグリセリンのことです。

低い急性毒性を有するとありますが、許容一日摂取量が設定されておらず、その他実験においても安全性の高い成分であることが記されています。

 

POE硬化ヒマシ油

「POE」とはポリオキシエチレンの略で、「硬化」とは水素を添加して液体のドロドロの油を用途に合わせて硬化させる処理をしたものです。

ヒマシ油はトウダイグサ科のトウゴマから搾り取った油のことです。

本成分は溶剤として広く使われており、水に溶けにくい又は溶けない物質を溶かす役割があります。

歴史は古く工業用としては石鹸、潤滑油や医療品など非常に多くの製品に使用されています。

また、医療用としても古くから下剤等として世界各国で使用されてきました。

Cosmetic Ingredient Reviewの安全性試験データによると

皮膚刺激性は軽度、アレルギー性はほとんど無しという報告が出ているので、安全性の高い成分であることがわかります。

 

香料

香料に関しては詳細が不明だったのでわかりませんでした。

 

塩化セチルピリジニウム

 

殺菌剤として配合されています。

副作用に関してはKEGGのサイト様より「セチルピリジニウム塩化物」の項目を引用させていただきます。

副作用

副作用発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

KEGGより引用

残念ながら副作用を確認することができませんでした。

報告を確認次第UPします。

 

マルチトール

マルチトールは砂糖より甘味が弱く、まろやかな甘みを持ちます。

また、吸湿性および保湿性効果があります。

Cosmetic Ingredient Reviewの安全性試験データによると

皮膚刺激性はほとんど無しという報告が出ていますが、アレルギー性に関しての報告を確認できませんでした。

 

パラベン

パラベンは防腐剤として様々な化粧品や食品添加物として配合されています。

パラベンの物質名は『パラヒドロキシ安息香酸エステル(別名:パラオキシ安息香酸エステル)』です。いくつかの種類のあるパラベンの中でも、一般的にはメチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンが主に使用されています。

上野製薬株式会社HPより引用

上記のように主に4種類の物質がパラベンとして使われていますので、

それぞれCosmetic Ingredient Reviewの安全性試験データを調べてみたところ、

4種類すべてのパラベンにおいて、軽度の皮膚刺激性が起こる可能性があるものの、アレルギー性はほとんどなく安全性の高い成分といえます。

 

ヒアルロン酸Na-2

保湿剤として配合されております。

湿潤材であるグリセリンとの相乗効果で、製品の使用感がかなり良くなります。

注射液の副作用報告について、総症例9,574例中副作用が報告されたのは、50例(0.52%)73件であった。

また、臨床検査値には一定の変動は認められなかった。

変形性膝関節症については、7,845例中にみられる副作用45例(0.57%)68件の主なものは、局所疼痛37件(0.47%)、腫脹14件(0.18%)、関節水腫3件(0.04%)であった。

肩関節周囲炎については、1,729例中にみられた副作用5例(0.29%)、5件の主なものは局所疼痛4件(0.23%)であった。 (日本医薬情報センター, 2000)

日本医薬品添加材協会HPより引用

マウスウォッシュとしての副作用が見つからなかったので、注射液の副作用を引用させていただきました。

副作用の発生は非常に低確率で、安全性の高い成分であることがわかります。

また、マウスウォッシュは吐き出すことを前提に作られているので、摂取量は極めて微量となるため、問題ないと考えます。

 

赤2

本成分は「赤色2号」や「アマランス」等の別名があり、食品や化粧品など様々な商品に配合されています。

ということは安全性の高い成分なのかな。と考えるのは早計です。

調査したところ下記のような記述を見つけました。

慢性毒性/発がん性:
ソ連において行われた33ヶ月の混餌投与試験等により、発がん性が示唆され,この結果を受け、米国FDAではラットを用いた131週間混餌投与が実施され、高用量投与群において発がん性が認められた。

一方、別のグループによりラットを用いた2世代試験が行われ、腎のカルシウム沈着以外に特記すべき所見は認められなかったと報告されている。

公益財団法人 日本食品化学研究振興財団HP

発がん性があるため、注意が必要となる成分です。

本製品の配合量が書かれていませんが、医薬部外品の着色料の配合量は原則0.1%以下と定められています。

非常に低濃度であり、さらに、マウスウォッシュなので体内に取り入れる量はごく僅かです。

ただ、気になる方は控えた方がいいかもしれません。

 

まとめ

殺菌剤の塩化セチルピリジニウムと香料の副作用がわからないのと

やはり「発がん性」という言葉は引っかかりますね。

摂取量は非常に少ないので特に問題は無いと思いますが、気になる方はほかの商品を選んだ方が無難だと思います。

 

 

参考にさせていただいたサイト様

KEGG

日本医薬品添加材協会

公益財団法人 日本食品化学研究振興財団HP

上野製薬株式会社

食品安全委員会

化粧品成分オンライン

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